オススメの本紹介 〜論文図表を読む作法〜
2022年11月20日(日)
こんにちは、お茶の水セルクリニック院長の寺尾です。
今回は、私のオススメの本を紹介させていただきます。
「論文図表を読む作法」という本になります。
勉強のために論文を読む機会が多いのですが、自分の専門外の図表などを読むのに、時間がかかってしまいます。
その様な話しを、東京大学から当院に外来に来ている笠井医師に相談したところ、図表の内容を理解するのに便利な本があると、この本を紹介してもらいました。
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論文図表を読む作法のオススメポイント
最近は色々な解析方法が出てきているので、研究を専門的に行っている方はいいのですが、現場でも治療して論文を読もうとすると難しい時があります。
研究結果の違いがわかっても、深い意味合いを理解するのに時間がかかってしまいます。
この本の中身は、各検査方法や解析方法など細かく説明されていて、新しい論文にも適応しています。
最近は、細かく解析結果を載せないと、しっかりした論文にはなりません。
有名な科学雑誌に掲載してもらうためにも、かなりの分析結果を載せなければいけません。
その様な雑誌や論文を読む時に、辞書代わりになる本が論文図表を読む作法になります
当院と東京大学との提携
当院では、東京大学の研究室と提携していまして、幹細胞治療の効果を分析してもらっています。
分析をしてもらう事で、どうすればもっといい治療ができるのかといった事がわかります。
最先端である幹細胞治療は、まだまだ作用メカニズムがわかっていない事が多いので、しっかりと深掘りして研究をしてもらっています。
現場の臨床だけではなく、研究にも力を入れるている事も当院の強みの一つです。
今回のまとめ
当院では細胞治療の幹細胞を、東京大学と共同開発した「TOPs細胞」を使用しています。
長年の研究の成果で出来上がったTOPs細胞は、脂肪由来の幹細胞で良質で安全な細胞です。
これも研究の成果で、患者様によりいい治療を提供する事ができます。
これからも、よりいい治療を患者様に提供できる様に努力していきます。
※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。
何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。
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