変形性関節症とは
関節は骨の表面にある軟骨がクッションのような役割をすることで、なめらかに動かすことができます。その軟骨がすり減ると関節の動きが悪くなり、炎症や痛みを伴うようになります。軟骨がすり減って関節の働きが低下した結果、様々な症状を引き起こしている状態が「変形性関節症」と言われています。
変形性関節症の症状
痛み・腫れ・動かしにくい・動かした時に音がする・膝に水が溜まる・歩きづらい
正常な関節
関節を形成する骨の表面には、クッションのような役割として軟骨があります。
関節包の中にある関節液は、関節の中に栄養を与えるとともに潤滑液として働きます。
変形性膝関節症
肥満や加齢、過剰な運動の連続によって軟骨がすり減ってしまい骨への衝撃を吸収できなくなります。痛みや腫れを伴い、進行すると歩行が難しくなります。
変形性膝関節症の進み方
Grade0 | 正常な状態です。 |
Grade1 | レントゲン上では大きな変化は見られないものの、軽微な変形が疑われます。 関節周辺の骨に変化が見られること(硬化像)があります。 |
Grade2 | 関節の隙間が少し狭くなってきている様子が見られます。 わずかに骨の出っ張り(骨棘)を認めます。 (Grade2から変形性関節症と呼びます。) |
Grade3 | 関節の隙間が半分以上狭くなってきている様子が見られます。 骨棘や硬化像がはっきりしてきます。 |
Grade4 | 関節の隙間がかなり狭くなってきている様子が見られます。 大きな骨棘が認められ、骨の変形も顕著になります。 |
変形性膝関節症の従来の治療法
種類 | 治療法 | 特徴 |
---|---|---|
保存療法 |
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炎症を抑えることで痛みを軽減する治療です。 軽症の場合は症状緩和が期待できる場合もあります。 |
手術療法 |
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変形や痛みが強い方にとって有効的な治療法といわれています。入院が必要となります。 |
従来の治療法に加えて、再生医療という治療法により大きな手術をする一歩前の新たな選択肢が増えました。
再生医療の治療法は、ご自身の幹細胞を使用した幹細胞治療やご自身の血液を使用したPRP療法などがあります。
幹細胞治療やPRP療法は『再生医療等の安全性確保等に関する法律に基づく届出』を済ませている医療施設で、再生医療等提供計画を提出し、受理されている医療施設でのみ実施できます。
ヒアルロン酸注射や痛み止めの薬を飲んでも痛みが取れない方、手術以外の治療法を検討したい方、是非一度当クリニックへご相談ください。
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治療内容
- 変形性関節症とは
- 幹細胞
- 関節治療
- 筋肉・腱・靭帯損傷治療
- 身体的フレイル治療
- 慢性疼痛治療
- 脊髄損傷・難治性脊髄症治療
- 血小板
- PRP療法・APS療法
- 補助療法
- 体外衝撃波治療