【ラーメンと糖化の関係】―Dr松﨑のブログ
2020年08月24日(月)
皆さんこんにちは。
月曜日担当の松崎です。
みんな大好きラーメンについてお話ししたいと思います。
私もラーメンは昔から好きで、現在、昼の休憩などでランチの時間がない時はカップラーメンを食べるほどです。
ただ、年齢というものには段々と勝てなくなってきており、それを実感したのでそのあたりをお話ししたいと思います。
先月、ラーメンのチェーン店の本店の味が忘れられず、久しぶりに昼に油ギトギトのラーメンを食べに行きました。40歳を過ぎたので、スープを飲み干すという事はほぼないですが、美味しくいただきました。

するとその日の夜からお腹をくだしてしまい、ぬぬぬ…苦しい。
今までそこのラーメンを食べて下痢をすることはなかったのですが、やはり油ギトギトの消化に対応しきれなくなってきている自分がいることを改めて自覚しました。
ラーメンに含まれる脂肪もさることながら、実はラーメンの麺自体は小麦を使っているので、中でも多くは”精製”されたものを使用されています。そうです。お米で言えば精米です。
この精製された小麦やお米(白い炭水化物)というのは大変身体には良くないことが分かっており、津川友介先生著の『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』にも書かれていますが、白米の摂取量が1杯分増える毎に糖尿病になるリスクが11%も高くなると言われています。
では精製されていない炭水化物(茶色い炭水化物)は全粒粉の小麦や玄米となり、これらを摂取する人はほとんど食べない人より死亡率が20%以上低かったという衝撃の解析結果もあるのです。
白い炭水化物は血糖値を上げる作用があったり、味が美味しいのでついつい食べ過ぎてしまい、それによってエイジングの敵であるAGEs(終末糖化産物)を増やしてしまいます。
AGEsは血液中のあまり余った糖が、体内のたんぱく質や脂質と結びついて糖化が起こりこれによってAGEsを体内に蓄積してしまうのです。
このAGEsが色々身体に悪い事をしちゃうわけですね。この続きはまたお話しします。
さて、お茶の水セルクリニックは御茶ノ水駅から近くまさにラーメン激戦区であり、色々と誘惑されるわけですが、麺は全粒粉がよいということなので、今後は全粒粉の麺を提供しているところに注目していきたいと思います。
もちろん油抜きで!
お茶の水セルクリニックでは変形性膝関節症などに対して幹細胞治療を行っております。
無料カウンセリングを行っておりますので、お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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