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【幹細胞治療の際に採血をする理由】ースタッフブログー

2020年11月10日(火)

こんにちは、看護師の寺本です。

 

当院では脂肪由来の幹細胞治療をメインに行っています。

脂肪を採取する際に採血をしますが、今回はなぜ採血をする必要があるのかを説明したいと思います。

 

①患者様の健康状態を診るため

 

②今後の細胞培養で用いる血液を預けてもらうため

 

主にこの2つが理由となります。

 

採血量は大体6080mlで、注射6本分ぐらいです。

※関節注射投与の部位数・点滴or注射等によって採血量は異なります。

 

健康診断の時の採血量に比べたら多いかもしれませんが、献血をする時は200400ml程度の採血をしますので、それと比較して頂ければ少ないかなと安心して頂けますでしょうか?

 

お預かりした採血は、一部は血液検査に提出します。それ以外の血液は、遠心分離機にかけて血清を取り出していきます。

患者さん御自身の血清で幹細胞を培養するためです。血清の中にはタンパク質が豊富に含まれており、細胞を保護してくれる役割があります。

 

以上が脂肪採取する際に、採血も同時に実施させて頂く理由です。

 

関節の痛みでお悩みの方、他院で手術を勧められたが手術以外の治療方法をお探しの方、是非一度当院のカウンセリングにお越しください。お待ちしております。

 

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