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【コロナと骨粗鬆症】-Dr寺尾のブログ

2020年08月27日(木)

こんにちは。院長の寺尾です。

 

 

先日、スタッフがコロナ太りについてのブログを書きましたが、コロナの影響は体重だけではありません。骨への悪影響もあり、骨粗鬆症のリスクが高まっています。   

  

骨粗鬆症は骨の密度が低下してしまう病気です。

年齢とともに罹患率が高くなる病気で、特に女性がかかりやすい病気です。

70代で3040%、80代で4060%に骨粗鬆症が認められるという報告もあります。

 

骨粗鬆症になると骨が折れやすくなるため、骨折のリスクが高くなります。

 

一度骨折をすると複数回骨折するリスクが高まり、また骨折することで寿命にも影響がでるという報告もあります。

 

自覚症状が少ない骨粗鬆症ですが、静かに進行して大きな悪影響を及ぼす恐れのある病気とも言えます。

 

コロナに関連した要因により、この骨粗鬆症のリスクが高まっていると言われています。

 

 

骨粗鬆症を予防するには運動が不可欠です。

 

 

しかし、長い自粛期間やフィットネスジムの休業などで運動を行わなくなってしまい、その結果、運動不足になっている人が増えています。

 

また外出する機会が減ることで、日光に当たらなくなってしまい、ビタミンDが不足してしまうことも考えられます。

ビタミンDは骨を作る上で重要なビタミンです。

日光に当たることでビタミンDが活性化するため、日に当たる機会が減るとビタミンDの働きが低下していまい、骨粗鬆症を引き起こす可能性もあります。

 

 

骨粗鬆症の治療を受けている方が、治療を中断してしまうという話も聞くようになりました。

コロナに罹患することを心配して医療機関を受診する人が減っています。

そんな中で、自覚症状の少ない骨粗鬆症の治療を中断してしまう人が増えていると聞いています。

骨粗鬆症は治療を中断してしまうことで元に戻ってしまったり悪化する可能性のある疾患ですので、治療を継続することがとても重要になります。

 

 

このようにコロナに関連した様々な要因が骨に悪影響を及ぼし、骨粗鬆症のリスクが高まってしまっています。

骨折をしてからでは遅いです。

早めに予防や治療を開始することをお勧めします。

 

 

近年、良い骨粗鬆症薬が複数開発されました。

また、幹細胞を使って骨粗鬆症の治療を行う方法もあります。

先ずは、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。