【再生医療の研究を後押し!?】—Dr松﨑のブログ
2020年11月09日(月)
アメリカ大統領選挙がついに終わりましたね。
バイデン氏が勝利宣言という事ですが、まだまだ選挙区での不正投票やらバイデン氏をめぐる
ウクライナ疑惑など、来年1月まではくすぶりそうな状況ですね。
思い返せばトランプ政権時代はNIHの予算が大幅にカットされるなど科学予算が大変なことに
なったりしました。
これから今後の予算がどうなるかわからないですが、アメリカ国内での医学に関する科学技術の予算が
また戻ることを期待したいですね。
ブッシュ政権時代にES細胞(胚性幹細胞)の研究が宗教上の理由から連邦政府の助成が禁止され、
オバマ政権で禁止が廃止され、そしてまたトランプ政権でまた一部禁止されなど、アメリカの再生医療は
政権に右往左往された経緯があります。
その間に日本では再生医療の研究開発を着々と推し進めることができ、国内の大学や研究所などは
研究レベルが世界トップを走るような状況にもあると思います。
治療方法に関しても規制が緩和され、この間に大きく前進しており、世界の中でも比較的確立された方法で、
積極的に幹細胞を利用した治療が受けられるのは日本だけではないかと思っております。
まだ確定ではありませんが、バイデン政権の誕生によって再生医療の研究開発がアメリカ国内でも加速し、
治療法がもっと世界的にも確立され、より多くの患者さんに幹細胞治療が届けられるのではないかと
考えております。
お茶の水セルクリニックでは東京大学との共同研究を通じて、 幹細胞治療がより洗練され確立された治療法
となるように努力を重ねて日々診療しております。
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