【足の外科外来について】—Dr前之原のブログ
2020年10月23日(金)
今回は東京大学医学部附属病院(東大病院)で行なっている足の外科の外来について少しお伝えしたいと思います。
足の外科外来では足関節・足部の変形や疼痛を対象に外来を行なっており、外来にはこれまでブログに記載した
変形性足関節症を始めとして外反母趾、扁平足、捻挫後の後遺症などでお困りの方が来院されます。
整形外科医師の中で足の外科の認知度は増加しており、昨年は外来に164人の患者さんをご紹介いただき、
少しずつではあるものの毎年増加傾向にあります。
都内でも足の外科外来はまだまだ少なく、ご自宅の近くに足の外科の外来がなく遠方から来院される方も
いらっしゃいます。
来院後は足のお悩みに対して飲み薬や注射だけでなくインソールを用いた治療や靴の指導などを
相談しながら行ない、それでも痛みが改善しない場合は手術を検討します。
東大病院で日々外来治療を行う中で手術を希望されない方や、全身の合併症などのため
手術が非常に危険であると考えられる方がおり、治療の選択肢が狭まってしまい
治療に難渋する場合があります。
そのような場合にお茶の水セルクリニックで我々が行なっているPRPや幹細胞治療は
有効な治療法になりうると考えております。
まだまだ新しい治療でありますが、カウンセリングでしっかりと説明し納得していただいた上で
治療を行なっていただくようにしたいと心がけております。
今後もより良い治療がお届けできるように頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。
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