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幹細胞点滴治療の副作用について

2023年06月03日(土)

こんにちは、お茶の水セルクリニックの寺尾です。
今回は、幹細胞点滴治療の副作用についてというテーマでお伝えしていきます。

幹細胞治療の良い副作用とは?

一般的な幹細胞治療に副作用があるとすれば、例えば関節の中に細胞を大量に入れると、一時的に痛みが出たり、脂肪を採取する時に皮下出血が出現するなどあります。


ただ、これは一時的なもので1週間もあれば消失する事がほとんどです。
一方、幹細胞の点滴治療では点滴で幹細胞を体に戻した時の熱が出たり、ダルくなるといった症状がありません。
いわゆるマイナスの副作用に関しては、全く出ないのが特徴です。
また入れた幹細胞が、体の中で癌になるということもないと言われております。
むしろ、いい副作用が幹細胞治療の点滴には期待できます。


当院では、慢性疼痛身体的フレイル脊髄損傷の3つの病気や怪我に対して点滴治療を行っています。
身体的フレイル治療についてはこちらのページをご覧ください

身体的フレイル治療のページ

点滴で細胞を入れると、特定の部位だけではなくて血流に乗って全身に幹細胞が巡っていきます。
幹細胞の作用が全身的に影響を及ぼすので、内臓の病気などにも効果がある事が多いです。

幹細胞の点滴治療は全身に効果がある?

当院の例で、糖尿病の患者さんの例があります。
糖尿病の患者さんが、痛みの対策として幹細胞の点滴治療を受けました。
その後に受けた健康診断のヘモグロビンA1cの値がすごく下がり、糖尿病の薬を使わなくなったという話もあります。
※ヘモグロビンA1cとはヘモグロビンと糖の結合割合を出したもので2ヶ月前からの血糖の平均がわかり7.0以下が望ましいとされています
この様な話はよくあり、健康診断を定期的にされてる方が細胞治療を受けた後に全体の数値が改善するという事が多いです。
一番の目的は、痛みを抑えていくという事なのですが、それ以外の隠れた病気に対しても効果があるというのは幹細胞点滴治療のいい副作用といえます。

今回のまとめ

今回は幹細胞の点滴治療を紹介しましたが、一般的な幹細胞治療も有効です。
特に、関節内部の軟骨が壊れているなどの目に見える原因で痛みが出ている場合は、一般的な幹細胞治療が有効な事が多いです。
どれが自分に合っている治療法があるのかわからないと思いますので、まずは一度当院までご相談いただければ適切な方法を一緒に考えていきます。

※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。

何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。

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