当院では、幹細胞を培養するための脂肪を採取する量が少なくて済むのはなぜか?
2023年07月26日(水)
こんにちは、お茶の水セルクリニックの寺尾です。
今回は、幹細胞治療に必要な脂肪採取の量についてお伝えさせていただきます。
幹細胞を培養するための脂肪を採取する量
当院では、脂肪を採取する量がとても少なくて済みます。
液体に換算すると0.2mlという量です。
少ない量で済むと患者様の身体にかかる負担も少なくなります。
元々、脂肪組織は幹細胞の密度が高いと言われています。
さらに当院では特殊な細胞の抽出の仕方をしていますので、採取する脂肪量が少量で済み、米粒2~3粒程度で幹細胞を培養することが可能です。
実際の採取時の様子
通常は、お臍のすぐ横から脂肪を採取する事が多いです。
お臍の縁のところを数ミリ程切開し、そこに専用のデバイスをスッと差し込んでいきます。
そのデバイスの先端がバネ仕掛けになっており、パチンという音をたてながら脂肪を採ります。
お臍の近くから採取しますので、脂肪採取を検討している方はお臍周りを清潔に保つことで菌が混入する可能性を低くすることができます。
脂肪採取後のお腹の内出血
脂肪を採る量は少ないですが、脂肪の中は毛細血管が多いため、採った後には皮下出血してしまいます。
皮下出血は避けられないものですが、もちろん自然に吸収するものなのでご安心ください。
脂肪を採取する日に担当の医師からも詳しく説明がありますので、不安な事があればご相談下さい。
今回のまとめ
・当院の脂肪採取量は少ないので身体への負担が少ない
・脂肪採取予定がある場合はお臍周りを清潔に保つ
・採取後は内出血しますが自然吸収する
当院は、東京大学整形外科との共同研究によって開発したTOPs細胞を提供しています。
そのため脂肪を採取する量を最小限に抑える事ができ、患者様にかかる負担も少なくできます。
だいたい内出血も数週間ほどで消えますのでご安心下さい。
幹細胞治療について聞いてみたい内容は、当院までお気軽にお問い合わせ下さい。
※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。
何かご不明な点等ございましたら、当院の公式サイトからお気軽お問い合わせください。
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