治療内容

慢性疼痛治療

腰痛・肩こり・関節の痛み・手足のしびれなどの慢性疼痛に対して、自己脂肪由来幹細胞を静脈内点滴します。
本治療は、他の標準治療を他院で3ヶ月間行っても充分な効果が得られない場合、ご相談ください。ご自身の脂肪由来幹細胞を投与するため、副作用の心配が少なく、慢性的に炎症を起こしている部位や過敏になっている末梢神経障害の部位に作用することが期待できることから、従来の治療法とは異なる機序で痛みの緩和につながる可能性があります。
本治療では、体の中にある間葉系幹細胞という細胞を培養して治療を行います。間葉系幹細胞とは骨髄の中に含まれ、また皮下脂肪にも多く存在する細胞です。この間葉系幹細胞は、分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持った細胞で、投与された幹細胞は傷ついたところに集まり、血管の新生や欠損した部分の修復を担います。
点滴により体内に投与された幹細胞は、傷ついた組織の修復に加わり、組織修復を促すことが期待でき、しびれ・痛みなどの感覚機能と運動機能の改善が期待されます。
まずはきちんと内服や神経ブロック、認知行動療法など従来の治療法を行っていただき、その上で治療困難な慢性疼痛に対して、幹細胞治療を開始されることをお勧めいたします。カウンセリングも行っておりますので、痛みでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

慢性疼痛とは

慢性疼痛とは「治療に要すると期待される時間の枠を超えて持続する痛み、あるいは、進行性の非がん性疼痛に基づく痛み」と定義され、病気の治療に必要とされる期間を超えても3ヶ月以上続く痛みとされています。
慢性的な痛みは、睡眠障害や意欲低下、就業困難など日常生活に悪影響を及ぼします。

慢性疼痛保有率(有病率)


年齢別有病率


有病率:(NRS(0~10の11段階)で5以上の痛みが3カ月以上持続する痛みを持つ人数)/(対象人数)

出典:日本における慢性疼痛の実態- Pain Associated Cross-sectional Epidemiologica1(PACE)survey 2009.JP一松平 浩ら,ペインクリニック,Vol.32 No.9( 2011.9) 1345-56より

慢性疼痛の患者数は、人口全体の22.9%を占め、約4人に1人は慢性的な痛みを抱えています。年齢別有病率からみても、30歳未満から60歳以上までとなっており幅広い世代がかかえる疾患であると言えるのではないでしょうか。

急性痛は、生体への警告信号であり診断・治療が確立されている場合が多いことに対し、慢性疼痛は痛みの原因が治癒した後にも痛みが残存する病的な病態です。
慢性疼痛の中には、器質的な明らかな原因を同定できない場合もあり、診断や診療を困難にしています。要因としては、現在の科学では解明が困難な(神経の可塑的な変化や神経炎症など)器質的要因を伴う場合と、心理社会的要因を発端に中枢神経系の変化を生じ、結果的に慢性痛を生じている場合が存在します。

慢性疼痛で最も困っている部位
(上位10部位)


痛みの原因(きっかけ)


※病気のため(内訳)
椎間板ヘルニア:16%、関節リウマチ:11%、変形性関節症:9%、がん:4%、うつ:3%、片頭痛:3%、四十(五十)肩:2%、虫歯:2%、骨折:1%、その他:47%

出典:日本における慢性疼痛の実態- Pain Associated Cross-sectional Epidemiologica1(PACE)survey 2009.JP一松平 浩ら,ペインクリニック,Vol.32 No.9( 2011.9) 1345-56より

他の治療法について

薬物療法
一般的な鎮痛剤、神経障害性痛治療薬、漢方薬などが挙げられます。
神経ブロック
顔面、体、上肢、下肢など痛みの部位に合わせた神経ブロック療法を行います。
認知行動療法
痛みの要因を患者様自身と考え、痛みを和らげる手段をみつけます。
リハビリテーションおよびニューロモジュレーション
中枢または末梢神経に対し電気的調整を加えることで異常興奮を抑制するなどの治療法です。具体的には脊髄神経刺激療法やパルス高周波療法および経頭蓋磁気刺激法などを指します。リハビリテーション、ニューロモジュレーションなどについても連携している他の病院へ紹介が可能です。

幹細胞治療の流れ

はじめに問診、医師が治療の特徴などをご説明します。
また感染症などの血液検査を行います。

脂肪組織を採取

局所麻酔後、へそのシワに合わせて約5mm切開し、少量の脂肪組織を採取します。細胞の培養に必要な採血も行います。所要時間は20分程度です。

細胞培養

細胞培養加工室(CPC)に移送し、3~4週間かけて治療に必要な数まで幹細胞を増やします。

静脈点滴投与

治療に必要な数に増やした幹細胞を静脈内へ点滴投与します。

一度の脂肪採取で複数回の治療に使用できる数まで細胞を増やしておくことで、追加の脂肪採取をすることなく治療を繰り返すことが可能です。

その場合は、増やした細胞を液体窒素で凍らせて1年間保存します。

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