杉谷先生に聞いてみよう「からだの基礎知識」― 筋肉・骨・関節・痛み・膝の構造について ―
2026年01月13日(火)
こんにちは、お茶の水セルクリニックの寺尾です。
今回は杉谷先生に、「からだの基礎知識」をテーマにお話しいただきました。

内容は、筋肉・骨・関節・痛み、そして膝の構造についてです。
筋肉はどういう役割がありますか?
まず、筋肉についてです。
筋肉は「筋繊維(きんせんい)」という細かい繊維が束になってできており、その筋繊維はタンパク質から作られています。
筋繊維が伸び縮みして骨を引っ張ることで、私たちは歩いたり走ったりといった動作を行うことができます。

筋肉には種類があり、自分の意思で動かすことのできる「骨格筋(こっかくきん)」と、心臓や消化管など、自分の意思とは関係なく働く「内臓の筋肉」があります。
また、年齢を重ねると、何もしなければ筋肉量は減っていきます。
こうした加齢による筋肉量の減少を「サルコペニア」と呼ぶこともありますが、運動や食事によってある程度予防することができます。
骨はどういう役割がありますか?
次に骨についてです。
骨は体を支える柱のような存在で、200本以上あり、関節でつながることで体を動かせるようになっています。
また、骨には血液を作ったり、カルシウムを貯めたりする役割もあります。
骨は一度できたら終わりではなく、古い骨が壊され、新しい骨が作られるという新陳代謝を常に繰り返しています。

骨の病気としては、膝関節や股関節、脊椎などの変形性関節症、骨粗しょう症、骨折などが挙げられます。
関節はどういう役割がありますか?
関節については、骨と骨をつなぎ、体を動かせるようにしている部分です。
肩関節や膝関節のようによく動く関節もあれば、背骨のように少しだけ動く関節、頭の骨のようにほとんど動かない部分もあります。
関節の病気には、変形性関節症や関節リウマチなどがあり、特に膝や股関節、腰はトラブルが起きやすいとされています。
関節を守るためには、全身の筋肉をまんべんなく鍛えること、そして体重を適切に保つことが大切です。
どうして体に痛みが出るのですか?
次に痛みについてです。
痛みは体からの注意報であり、怪我や炎症、姿勢の悪さ、筋肉の緊張など、さまざまな理由で生じます。
痛みがあるときは、まずは休むことが大切ですが、長く続く痛みについては、早めに専門の医師に相談することが勧められます。
痛みが出やすい場所としては、膝・肩・腰が多く、変形性膝関節症や肩こり、腰痛が代表的です。
痛み自体は体を守るための大事なサインですが、慢性化すると生活の質を下げてしまうため注意が必要です。
膝関節について教えてください
最後に膝の構造についてです。
膝は、太ももの骨である大腿骨、すねの骨である脛骨、そしてお皿の膝蓋骨で構成されています。

膝の中には、骨同士が直接ぶつからないようにする関節軟骨や、クッションの役割を果たす半月板、関節を安定させる靱帯があります。
膝は体重を支えながら動く関節であるため負担が大きく、スポーツでの急な方向転換やジャンプの着地、加齢による軟骨のすり減りなどによって、ケガやトラブルが起きやすい部位です。
膝を守るためには、筋肉を鍛えることが重要で、特に太ももの前の筋肉である大腿四頭筋は、膝の安定に大きく関わっています。
また、体重管理や正しいフォームでの運動も非常に重要です。
まとめ
本日の内容はいかがでしたでしょうか。
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お茶の水セルクリニックには、整形外科専門医が多数在籍しています。
幹細胞治療にご興味のある方も、ぜひお気軽にご相談ください。
※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。
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