【幹細胞を用いた治療の流れ】―スタッフブログ
2020年06月22日(月)
こんにちは!看護師の湯本です。
夏に向けて日に日に肌が黒くなってゆく湯本ですが、気にせず今日も元気に働いています🌞
今回は幹細胞を使った治療の流れについて説明したいと思います。
ご予約から来院までの流れは先日アップした【予約から治療までの流れ】をご覧ください❢
当院を受診し、幹細胞を用いた治療を受けることになったら...
基本的には治療を決めたその日に採取することができます。
予約をして後日採取にお越しいただくことも、もちろん可能です。
脂肪・血液採取当日
カウンセリング室から採取室へ看護師がご案内💁
↓
ベッドに仰向けになって頂き、脂肪を採取するおへそ周辺に麻酔の注射
↓
麻酔を効かせている間に腕から採血💉
↓
脂肪採取(米粒2~3粒程度の量を頂きます。局所麻酔が効いているので、痛みはありません👌)
↓
お腹に止血帯を巻いて採取終了
カウンセリング室へご案内💁
↓
看護師や受付から投与までのスケジュール等についてご説明。お会計をし、終了となります。
培養
患者様から採取した脂肪と血液は、委託先の細胞培養加工室(CPC)へ移送し、幹細胞の培養を行っています。
脂肪・血液をCPCへ移送🚚
↓
CPCで培養(採取日から4週間後以降の投与希望日に合わせて培養)
投与
採取をした日または後日、投与日をご予約(採取日から4週間以降)
↓
来院🏥
↓
投与前にカウンセリング室で医師とお話し
↓
注射部位を丁寧に消毒し、幹細胞を投与💉
(注射部位によっては注入後10分程度安静にして頂くことがあります)
↓
医師や看護師から投与後の過ごし方等についてご案内。
注射後に痛みが出た時のために痛み止めをお渡しします💊
↓
終了✨
歩いて帰ることができます。
投与後に痛みが出ることはありますが、効果を出すために患部を動かすことが肝心です!
投与後には医師や看護師からとっても簡単なリハビリ方法をレクチャー致します✨
膝のリハビリ用に、当院オリジナルの「お茶セル体操」をYouTubeで公開しております。
是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=alPy7goSQvk
YouTubeの中にあるブラブラ体操はとっても簡単で、お茶セル体操全てを行うことが難しい場合には、ブラブラ体操だけでも行って頂くことをお勧め致します❢(YouTube 8分15秒~)
投与後のフォロー
投与後も定期的に受診して頂くことをお勧めしています。
痛みの程度や関節の可動域の変化等の所見を取らせて頂き、必要であればMRIも撮影し、治療の効果を評価していきます。
以上が幹細胞を用いた治療の流れです。
患者様に安心して当院での治療を受けて頂けるように、私たち看護師がサポートして参ります❢
最新のお知らせ
- 2024/11/06
- 院内に飾っているイラスト「宮下あきら先生の魁!!男塾」の紹介
- 2024/10/08
- 【骨粗鬆症と骨折】Dr佐藤ブログ
- 2024/08/26
- お茶の水セルクリニック外来担当ドクター~有野 裕介先生の紹介~
- 2024/08/08
- 脂肪由来幹細胞を使った治療で使う細胞培養に必要な採取脂肪量の変遷
- 2024/08/03
- 幹細胞点滴治療の弱点とは?慢性疼痛・脊髄損傷・フレイルに対しての治療法