【脊骨のつくりについて】ースタッフブログ
2021年02月02日(火)
こんにちは、看護師の吉村です。
以前にスタッフブログでお伝えしました、幹細胞点滴で新たに脊髄損傷に対する治療が始まっています。
【脊髄損傷および難治性脊髄症の幹細胞点滴治療を開始しました】―スタッフブログ
そこで今回は、背骨の解剖について簡単にご紹介したいと思います!
背骨は、空洞を持つ椎骨と呼ばれる小さな骨がひとつひとつ連なってゆるやかな彎曲を描きながら体幹の軸を形成しています。
頸椎で7個(Cervical)・胸椎で12個(Thoracic)・腰椎で5個(Lumbar)・仙骨は
癒合した5個の椎骨(Sacrum)・3~5個の尾椎(caudal)で構成されていて、
椎骨の空洞の中には全身の運動・知覚を司る脊髄が通っています。
それらの神経がそれぞれ筋肉や臓器に分布されていて、障害を受けると痛みや痺れ・重度の場合は動かなくなってしまう等の麻痺に繋がってしまいます。
また、損傷を受ける場所や程度によって症状の出る部位や範囲が異なります。
スポーツ時等の衝撃や重い荷物を持ちながらふいに体勢を変えるとき、日常で繰り返される動作によって急性・慢性の脊髄損傷に繋がる事もあります。
大きな外力やアクシデントによる損傷に限らず、日常動作や癖になってしまっている
何気ないひとつの姿勢の乱れの連鎖から過剰な彎曲につながるなど、
背骨の配列(アライメント)や全身の関節に影響してしまう事もあるので日頃から姿勢を意識する事や柔軟性、体幹の筋力を養う事がとても大切になります☺
脊髄損傷に対する幹細胞治療のお悩み・ご相談がありましたら、当院までお問い合わせください!
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