【脂肪採取の様子】―スタッフブログ
2020年07月21日(火)
こんにちは!看護師の湯本です☺
今回は、脂肪採取の様子をご紹介したいと思います。
以前に、こちらのブログ
でも簡単にご説明しましたが、今回はより分かりやすく説明していきます。
当院で幹細胞治療を始める際には、まず脂肪採取という工程が必要です。
お茶の水セルクリニックでは、脂肪由来の幹細胞を使用して治療を行っているからです。
おへその縁あたりから、米粒3個程度の量を採取します。
①局所麻酔の注射
おへその周りに局所麻酔の注射をします。
②消毒
![]()
おへそ周辺をしっかりと消毒します。
真剣に消毒しています✨
③麻酔が効いていることを確認し、メスで皮膚に数㎜の穴をあける
![]()
この時点で麻酔の効きが弱ければ、効くまでもう少し待つか、麻酔を追加します。
④メスで開けた穴から脂肪採取用の生検針を挿入し、脂肪を採取
![]()
麻酔が効いているので、痛みはありません👍
![]()
採れた脂肪は専用の容器に入れます。
生検針を挿入し、採れた脂肪を容器に入れるという作業を何度か繰り返します。
⑤終了
内出血予防のために、ガーゼや腹帯で圧迫固定したら終了となります。
傷が小さいため、縫合は行ないません。
採取後の痛みは殆どありませんが、痛み止めをお渡しします。
以上が脂肪採取の工程です。
同時に、培養の工程で必要になる血液も採らせて頂きます。
脂肪採取と採血の所要時間は30分程度で終了します。
写真を見ると、何か物々しい感じがしてしまうかも知れませんが、実際はとても和やかな雰囲気で
行われています。
患者様が少しでもリラックス出来るように、私たち看護師がサポート致します❣
以前に、予約から治療までの流れについて書いたブログも掲載しております。
併せて読んで頂くことをお勧め致します☺
最新のお知らせ
- 2025/12/15
- 2026年1月28日(水)WEBセミナー開催のお知らせ
- 2025/12/12
- 変形性股関節症について石倉医師が解説
- 2025/12/05
- 専門医が解説 半月板はどう傷つく?膝の構造からひも解く痛みのプロセス
- 2025/11/28
- 【整形外科専門医が語る】幹細胞治療と手術、どちらが最適?
- 2025/11/20
- 幹細胞治療はなぜ投与日の日程変更ができないのか?




