目の下のタルミを脱脂手術 しかもその脂肪から幹細胞を培養⁈
2022年05月15日(日)
こんにちは、お茶の水セルクリニック院長の寺尾です。
先日、当院に通われている患者様から
「寺尾先生、疲れている顔をされていますが大丈夫ですか?」という事を言われました(笑)
私自身、体調は特段悪くはないのですが、鏡で確認したところ、目の下がクマが出てきている様に垂れていました。
その垂れたクマが、ものすごく疲れている様な感じに見えました。
この顔を見せて、患者さんに心配をかけるのはよくないと思い、知り合いの形成外科の寺島医師に相談してみました。
今回、担当してもらいましたクリニックです。
↓
アヴェニュークリニック
その寺島先生からはバギーアイといわれました。
〝バギーアイとは″
年齢を重ねるごとに目の下の脂肪が垂れてきてしまう症状。
最近は女性だけではなく、男性も悩んでいる方も多い。
美容外科では、コラーゲンなどを入れて膨らませる方法がある。
形成外科では、脂肪を取り除く根本治療がある。
一回脂肪を取ると再発はほとんどしない。
今回は、私が目の下の脂肪を取る手術である脱脂手術を受けてみる事にしました。
その様子を、お届けさせていただきます。
また、取り除いた脂肪は、実験用に当院に持ち帰って培養してみたいと思います。
脱脂手術開始
麻酔の目薬をさして、眼球や粘膜の表面麻酔をします。
どのくらい脂肪を取るのか確認していきます。
局所麻酔薬を注入していきます。
この時に使う針は鈍針(どんしん)といって、血管を傷つけないように先が丸くなっている針を使用していきます。
まぶたの裏側に麻酔を入れていきます。
麻酔を効かせると物が二重に見える複視になりますので、手術後は車の運転などは禁止です。
麻酔が効くまでアイシングをしていきます。
目の下の脂肪は寝てしまうと引っ込んでしまうので、寄りかかる姿勢で行います。
全身麻酔だと椅子から落ちてしまうので、局所麻酔で行います。
脂肪を取り除いていきます。
約20分ほどで、手術が終了しました。
最後のテーピングをして終了です。
採取した脂肪は当院へ
当院へ脂肪を持ち帰りました。
当院は、クリニックのすぐ上の階に培養施設があります。
培養施設の紹介ブログはこちらから詳しく見れます
↓
細胞を安全に培養する細胞培養加工室(CPC)の紹介
今回採取した脂肪は、以下の様に培養していきます。
温度を37度に保つインキュベーターから細胞を取り出します。
培養液を吸引していき、細胞を洗浄していきます。
細胞剥離液を培養容器に入れて、全体へ行き渡らせます。
顕微鏡で細胞を確認します。
再びインキュベータ内に入れて、細胞が増殖するのを待ちます。
また、細胞がどうなったのかを、追って報告させていただきます。
手術が終わってのビフォーアフター
痛みに関しては、術後5時間経っても特に痛みがないです。
念の為コンタクトは入れずに眼鏡をかけています。
内出血の予防のためにテープを貼っています。
翌日は顔はこの様になりました。
今回のまとめ
脂肪の量は取りすぎてしまうと、再度入れる事ができません。
担当していただいた寺島先生も、脂肪の取り除く量を確認しながら行なっていました。
形成外科の手術は熟練された技術がないとできません。
もし顔の悩みがある場合は当院にご相談頂ければ、お悩みに沿った信頼できる提携の医師を紹介する事も可能です。
一人で悩まずに、まず一度当院へご相談下さい。
今回の動画はこちら
※オペの動画が流れます。苦手な方はご注意ください。
何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。
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