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年齢による幹細胞の影響は?

2021年12月15日(水)

こんにちは、お茶の水セルクリニック院長の寺尾です。

皆さまからのご質問をブログとYouTubeで答える事で再生医療の適切な情報をお届けしていきます。

今回はよく頂く質問の中から〝高齢の方には幹細胞治療の効果が出ませんか?〟という質問についてお答えします。

高齢の方に多い関節の痛み

年齢を重ねてくると「関節の節々が痛い」と訴える方が多くいます。

整形外科でレントゲンを撮ってもらうと、医師から「原因は年齢のせいで関節が変形して軟骨がすり減っているからです」と言われます。

そうすると「歳のせいだから関節の痛みは仕方がない」と諦めてしまうことがよくあります。

医師から「年齢のせいで関節が変形して軟骨がすり減っているから」と言われてしまうと、年齢を重ねた関節の痛みは治療する事ができない、と思ってしまうのも無理がありません。

ですが、他に治療方法があるのではないかと調べて、幹細胞治療に辿り着かれる方もいます。その流れで、幹細胞治療を受けようと思っても「幹細胞治療は若い人が受けるもので、私の年齢で受けても効果が出ないのでは」と思われることも多いようです。

幹細胞治療に年齢は関係ない

結論から申しますと幹細胞治療に年齢は関係ありません。どの年齢から治療を受けても治療の効果を期待する事ができます。

確かに細胞を培養する時に高齢の方だと、細胞の増え方が若干ゆっくりにはなります。しかし、培養した細胞を体に戻した時に効果がないという事ではありません。

100歳以上の方でも、しっかりと幹細胞治療の反応を出す事ができます。

高齢になると体の中では細胞の活性化が低下します。しかし、培養するために外に出すと、高齢の方の細胞でも活性化する場合が多いのも幹細胞治療の特徴です。

今回のまとめ

幹細胞治療に年齢は関係ありません。

もしも関節の痛みがあって、他の病院に行っても改善がみられない場合は、幹細胞治療が効果的なことがあります。

関節の痛みでお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。

※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。

関節の痛みがある方は当院公式サイトをご覧頂き
お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。

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