再生医療の治療を受けて頂いた患者さまのリハビリをお願いしているPNF研究所の國藤様インタビュー
2022年03月31日(木)
こんにちは、お茶の水セルクリニック院長の寺尾です。
今回は、当院がリハビリをお願いしています、PNF研究所の國藤様と対談をしました。
その内容をまとめてお伝えしていきます。
PNF研究所とは、東京・神田にある施術院です。
当院でも、再生医療を受けた患者さんを紹介してリハビリをしてもらっています。
こちらがPNF研究所様のホームページになります。
↓
PNF研究所
PNFとは
PNF(ピーエヌエフ)
P:Proprioceptive(固有受容性(器)・固有受容感覚)
N:Neuro muscular(神経筋)
P:Facilitation(促通・促進)
の頭文字を取ってPNFと呼びます。
日本語では「固有受容性神経筋促通法(こゆうじゅようせいしんけいきんそくつうほう)」と訳します。
脳梗塞や脳出血などで障害が起こってしまった、手足の神経障害や筋力低下に対するリハビリ方法です。
この様な症状が起こってしまうと、脳から筋肉に指令を送る神経が壊れてしまいます。
このPNFのリハビリ方法は、その壊れた神経を回復させる効果が高いリハビリなのです。
PNFとリハビリテーションの違い
PNFでは部分的に関節や筋肉を診るのではなく、体を全体的に診ていきます。
一般的なリハビリテーションは、重りなどで関節に負荷をかけていきますが、PNFの特徴は関節に対する圧縮であったり牽引という方法を用いてます。
効果としては関節を直にトレーニングをする事ができるので、関節の修正に対して高い効果を発揮します。
関節の中で組織が再生する時は、関節に対して圧縮や牽引をすることが効果の高い動きになります。
筋肉の緊張がある時は、PNFだけではなくてリラクゼーション的な手技も入れるなど考慮しています。
やはり、痛みがあると関節が動かしにくくなってしまい、PNFの効果が下がってしまいます。
なので、幹細胞治療など痛みを取る治療を行ってから、PNFのリハビリテーションを受ける事をオススメします。
今回まとめ
PNFと再生医療は、非常に相性の良い関係になっています。
PNFは関節の痛みだけではなく、脳卒中・脊髄損傷からスポーツでの痛みなど幅広く対応する事ができます。
当院が静的な治療とするならば、PNF研究所様は動的な治療になります。
PNF研究所様などの機関と手を組んで、一人一人に合わせたオーダーメイドの治療を提案していきます。
もし、体の事でお困りでしたら当院までご相談下さい。
※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。
何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。
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