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幹細胞の投与回数について

2022年07月20日(水)

こんにちは、お茶の水セルクリニック院長の寺尾です。
今回は、培養した幹細胞はたくさん投与した方が効果あるのか?という事について解説します。

幹細胞を複数入れる事はできるのか?

結論から申し上げると1回だけではなく、2回3回と幹細胞を入れる事は可能です。
実際論文では、幹細胞を1回より2回入れた方が効果があるという論調もあります。

ただ、2回目3回目はどのタイミングで幹細胞を入れれば効果的なのかという事はハッキリとしていません。
そのため、次々に幹細胞を入れれば効果的というわけではありません。

当院での治療方針

当院では、1回目の幹細胞を入れた後は半年から1年間は経過を観察させていただきます。
だいたい半年から9ヶ月のところで急に症状がよくなるというデータが当院にはあります。


体にとって幹細胞治療は、手術に比べれば格段に負担の少ない治療方法です。
しかし、体にかかる負担も0ではないため1度で結果が出れば、それに越した事はありません。
そのため当院では、幹細胞を入れて終わりではなく、その後を大切にします。
幹細胞を入れた後もしっかりとフォローアップさせてもらっています。

フォローアップの例として、自宅でもできるセルフケアなども指導しています。

ぶらぶら体操の効果について

もし、2回目3回目を入れるとなっても、すでに培養している幹細胞を再び入れるという事になるので、お腹から脂肪を採取する事はありません。
そのため、複数回に渡って幹細胞を入れるとしても、患者さんの負担は少ないのが幹細胞治療の特徴です。

今回のまとめ

・幹細胞を1回だけではなく複数回入れる事はできる
・複数回入れれば、比例して効果があるわけではない
・半年〜1年間の間に効果を実感する事が多い(当院データ)

人間の体なので幹細胞を入れてすぐに軟骨ができるわけではないので、焦らず治していく事が大切です。
しかし、半年間全く何も変化がないわけではありません。
幹細胞を入れると「関節の水が溜まらなくなった」「階段の上り降りが楽になった」などの声を頂く事も多いです。

幹細胞治療は、軟骨などの壊れたところを根本的に修復する事ができます。
ぜひ一度、体に悩みを抱えている方は、当院までお問い合わせ下さい。

※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。

何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。

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