【ぶらぶら体操しましょう♪】ースタッフブログー
2020年12月29日(火)
こんにちは看護師の寺本です。
もうすぐ2020年も終わりですね。
今年はコロナ感染拡大に伴い、自宅でのんびりとお正月を過ごす方が多いのではないでしょうか?
コロナ太りに続き、お正月太りにも気をつけないといけませんね。
体重増加は関節等の負担に繋がり痛みが増加すると言われています。
本日は当院でお勧めしている、【ぶらぶら体操】のご紹介をしたいと思います。
是非お正月テレビを見ながらでもいいので、自宅で毎日実践してみて下さい。
ぶらぶら体操とは?
膝に負担をかけずに痛みを取り、軟骨の自己修復再生が期待できる簡単な運動です。
足が地面につかない状態にして座り、足をぶらぶらするだけです。
お茶セル体操も一緒に参考にして下さい。(YouTube 8分15秒~)
https://www.youtube.com/watch?v=alPy7goSQvk
効果は?
ぶらぶら体操をする事で、膝関節の痛みの軽減、関節軟骨の再生が期待できます。
なぜぶらぶら体操が良いのか?
足をぶらぶらさせた状態で体操を行う事で、膝から下の部分の重みで膝関節が自然と引っ張られた状態になります。太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)に隙間ができ、普段押し潰されていた軟骨への負荷が軽減し、痛みが減った状態で運動することができます。
その状態でぶらぶらと動かす事で、広がった関節の隙間に関節液が入り込み、膝関節の動きが滑らかになると言われています。
結果は?
軟骨の滑りがよくなり、軟骨がすり減って骨と骨がぶつかり合う事がなくなることで膝痛の改善に繋がります。長期に渡ってぶらぶら体操を実施することにより、軟骨に関節液が十分にいきわたるようになります。軟骨は関節液から栄養を補給しており、軟骨に栄養が行き渡り、軟骨細胞が活性化して、軟骨の自己修復再生を助ける働きも期待できると言われています。
毎日コツコツと継続することが大切な運動です。痛い方の膝だけやるのではなく、両膝実施する事をお勧めします。当院の治療を受けた患者様には1日100回を目安に実施して頂くよう指導しています。しかし、継続して行うことで効果が出ますので、無理せずご自身でできる範囲で行ってみて下さい。また、膝関節以外にも肩関節・股関節が痛い方にもぶらぶら体操は効果的ですのでお勧めします。
当院は2020年12月30日~2021年1月5日まで休診となります。
来年も皆様の治療の手助けになれたらと思いスタッフ一同日々精進して参ります。
それでは良いお年をお迎えください。
最新のお知らせ
- 2024/08/26
- お茶の水セルクリニック外来担当ドクター~有野 裕介先生の紹介~
- 2024/08/08
- 脂肪由来幹細胞を使った治療で使う細胞培養に必要な採取脂肪量の変遷
- 2024/08/03
- 幹細胞点滴治療の弱点とは?慢性疼痛・脊髄損傷・フレイルに対しての治療法
- 2024/07/03
- リハビリで使える!立ったまま行える関節運動の紹介
- 2024/06/17
- お茶の水セルクリニックの祝日診療について