肩の痛みに効果的な体操3選
2023年09月05日(火)
こんにちは、お茶の水セルクリニックの寺尾です。
今回は、肩の痛みに関して「どういう肩の体操をしたらいいですか?」という質問を受けることが多いので、オススメの体操を3つお伝えしていきます。
腱板損傷(けんばんそんしょう)や肩の変形性関節症など、色々な理由で肩に痛みが出たり動かしづらくなるという方がいます。
腱板損傷についての詳しいブログはこちらから
↓
その肩の痛み、もしかして腱板損傷かも
基本的に肩の関節に関しては、肩甲骨と肩関節の動きがうまく連動していかないといけません。
肩の関節を動かすのではなく、肩甲骨も一緒に動かすイメージ持つとより効果的な体操になります。
当院では、肩の細胞治療をした方も含めてオススメしている体操がありますので、ご紹介していきます。
コッドマン体操
1つ目はコッドマン体操を紹介していきます。
昔から「肩といえばコッドマン体操」と言われるぐらい活用されている体操です。
やり方としては、まず低めの台に手をつきます。
反対側の腕はダラッと下げます。
この状態で振り子のように前後左右に振ったり、円を描くように腕を回したり、腕をクルクルと回転させたりという様な体操を行います。
腕を動かす際に500mlのペットボトルなどを持って動かすと、重みで肩に刺激が入り体操の効果がより出てきます。
コッドマン体操はお辞儀した前屈の姿勢になるので、腰に痛みのある方などは注意が必要です。
体操を行う際は、担当の医師に確認してください。
ひじまる体操
2つ目は、肘で円を描くような通称「ひじまる体操」です。
肘で大きく円を描くという体操です。
やり方としては、肩のところを手でつまみます。
自分の肩を指で触る様なイメージです。
肘で大きく円を描くというのをイメージします。
この際に、肘と一緒に肩甲骨がしっかり動く様にするとより効果的です。
肩をつまむのが大変な場合は、自分の胸のあたりをつまんで下さい。
段々と円を描ける様になったら、つまむ部分を肩まで移動しながら円を描いていって下さい。
この体操は座った状態でも行えますので、気がついた時に肩を動かしてみて下さい。
Nクリニック中里先生考案の体操
3つ目は、岸和田にあるNクリニックの中里先生に教えていただいた体操をご紹介します。
中里先生はスポーツ整形外科に強いので、肩の疾患についてもとても詳しいです。
先日も、体外衝撃波のことを教えていただくためにお越しいただきました。
体外衝撃波の詳しいブログはこちらから
↓
細胞治療にプラスすると効果がアップする体外衝撃波について
その際に、肩の関節に対する体操も教えていただきました。
実際体操を行ってみて、すごく良かったのでご紹介していきます。
まず、両方の手の甲をつけてから手のひらを外向きにしながら腕を広げていきます。
広げたらその腕を上に上げます。
上げきったら腕を下ろしていって、手の甲をつけて最初の状態に戻します。
この一連の動作を繰り返していきますが、腕だけでなく肩甲骨がしっかりと動いているイメージを持って行うとより効果的です。
この体操は、肩こりなどにも効果が高いと中里先生はおっしゃっております。
なので肩こりの方にもぜひこの体操を活用して下さい。
今回のまとめ
肩が痛い方は、この3つの体操をぜひ活用して下さい。
場合によっては、幹細胞の治療プラス体操を取り入れた方が効果的な場合があります。
「このやり方で体操はあっているのかな?」「体操をやったけど痛みが改善しない」などの疑問がありましたら、当院までお気軽にご相談下さい。
※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。
何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。
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