幹細胞治療における幹細胞培養で採血が必要な理由
2024年05月08日(水)
こんにちは、お茶の水セルクリニックの寺尾です。
幹細胞治療では細胞の数を増やす“培養”という工程が必要になります。
培養についての詳しい記事はこちらから
↓
細胞を安全に培養する細胞培養加工室(CPC)の紹介
幹細胞治療で欠かせない、採取した細胞が増えていく様子
なぜ血液採取が必要なのか
細胞を増やすときは“培養液”という栄養の入った液体を使います。
それだけではなかなか細胞が増えてくれません。
そのため幹細胞を増やすための培養液はいろいろな種類があります。
「培養液単体でも増えます」と言っているところもあるのですが、どうしても値段が高価になってしまいます。
そのためお茶の水セルクリニックでは、培養液にご自身の血液成分も混ぜて栄養素として使って細胞を増やすという作業をしております。
そのため幹細胞の培養の際に、ご自身の血液も採取をします。

血液を採取したときに培養液に使う部分だけではなく、一部は検査にまわして“標準的な血液検査”もさせていただきます。
もしそこで何か問題になるようなことが見つかった際には、ご本人にご連絡を差し上げます。
異常があった場合は、検査を優先したりなどご提案をすることがあります。
“培養液に血液を混ぜる”“血液検査”の2つの理由で血液を採取しております。

他にも何か疑問なことがありましたら、お気軽にご質問ください。
※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。
何かご不明な点等ございましたら、当院の公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
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