【有酸素運動と骨密度】ースタッフブログ
2020年09月10日(木)
皆さんこんにちは、看護師の吉村です。
先日ブログで骨粗鬆症の内容が紹介されました。
外出を控えコロナの感染予防に配慮している事が、骨に悪影響を与えてしまうとは。。
少しづつではありますが以前に比べると外出できる機会も増えてきたと思うので、ご自身で取り入れられる予防策に取り組んでいきたいですね!
骨粗鬆症の治療や予防策には「運動療法」「食事療法」「薬物療法」があります。
いずれも欠かせない要素ですが、中でも運動の継続は骨密度の維持や向上にとても重要になります。
運動により骨に刺激を与えて血流を促すことにより、壊れた骨を修復する骨芽細胞の働きが活発になり骨密度が高まると言われています。
また、関節の動きをサポートしてくれる筋肉を養うことで転倒の予防にも繋がります!
普段からウォーキングなどを日常に取り入れている方も多いかと思いますが、有酸素運動には様々な種類があります。
《ノルディックウォーキング》
ウォーキングをする際に両手にトレッキングポールやストックを持って歩くだけです。
体重を脚だけで支えないので膝関節などの負担を軽減しながら二の腕や胸、背部など全身の大きな筋肉が効率よく使われるため、同じ歩数でも活動量がぐんとアップします。
《水中ウォーキング》
浮力を利用し関節へ荷重をかけることなく十分な運動量を得られます。
水圧で程よい負荷がかかるので、筋力アップにもつながります。
この時期なのでスポーツジムなどに出向くのも大変かと思いますが、
自転車や動画を見ながらのエアロビクスなど、様々な選択肢の中からご自分に合った方法や強度で楽しく生活に取り入れられたらいいですね!
運動と一緒に骨づくりにはかかせない、カルシウムやビタミンDも含めたバランスのとれた食事を意識してみてください。
食事で補いきれない栄養素は健康補助食品、医師の許可のもと薬物療法なども治療方法として取り入れられています。
以上の標準治療を行っても十分な効果が得られない方は、当院での再生医療を選択肢のひとつとして検討してみてください。
当院では骨粗鬆症に対し脂肪由来幹細胞を用いた静脈内点滴治療を行っています。
カウンセリングは無料で行っていますので是非お気軽にお問い合わせください!
最新のお知らせ
- 2024/11/06
- 院内に飾っているイラスト「宮下あきら先生の魁!!男塾」の紹介
- 2024/10/08
- 【骨粗鬆症と骨折】Dr佐藤ブログ
- 2024/08/26
- お茶の水セルクリニック外来担当ドクター~有野 裕介先生の紹介~
- 2024/08/08
- 脂肪由来幹細胞を使った治療で使う細胞培養に必要な採取脂肪量の変遷
- 2024/08/03
- 幹細胞点滴治療の弱点とは?慢性疼痛・脊髄損傷・フレイルに対しての治療法