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【医学的な健康食とは?】—Dr松﨑のブログ

2020年09月29日(火)

職業柄、外食は極力避け、自宅での食事が多いのですが、時々テイクアウトして自宅に持って帰って食べると、外で食べていたものが、ものすごく塩っ辛いと感じることがあります。家での食事になれてくると余計にそう感じるようになっているのかもしれません。

 

日本高血圧学会では,高血圧予防のために血圧が正常な人であっても食塩は1日6g未満を推奨しています。

 

この前、昼に食べるためのカップ麺の表記をみたら、スープと合わせて、塩分6g!!!!

 

なにっ( ゚Д゚)!!!!!!!!!

 

もちろん最近は健康を意識してスープを飲み干すようなことはしていないですが、気を付けないといけないですね。ですが、人混みも避けて、昼もササっと終わらせるのはカップ麺が一番なんです…。

 

この塩分と聞いて、ふと思い出したのは昨年スタートアップの紹介で現場で見ていてすごく面白いと思った企業の開発製品があったので、ちょっと紹介させていただきます。

ソルトチップという開発品です。

https://saltchip.ltaste.co.jp/

 

これは口の中にこのチップを貼るだけで、食事の塩分が感じられ、料理を美味しく感じるというものです。ソルトチップ自体は0.04gの塩分しか入っていないのですが、舌に当たって塩分を感じるんですね。

 

料理中に含まれる塩分の全てを舌は感じ取っていないそうで、味だけを考えると基本的にこれくらいの量でも十分に美味しく感じるようなんです。

 

腎臓の悪い患者さんが、よく減塩された病院食が不味くて食べていられないというのをよく耳にしていましたが、これを貼って食べると減塩した状態で味が美味しく感じられるようなので、生活の質も大きく向上できるのではないかと思いますね。

 

もちろんこれから多くの方からのレビューがあって、色々と評判も楽しみではありますが、美味しくなりすぎて、食べ過ぎてしまわないようにしないといけないですね!

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