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幹細胞治療でお腹の脂肪採取をする当日の注意事項

2022年10月30日(日)

こんにちは、お茶の水セルクリニック院長の寺尾です。
今回は、脂肪採取当日の注意事項についてお伝えしていきます。

幹細胞治療を行う上で、お腹の脂肪を採取する事が必要になってきます。
脂肪の組織ごと採取して、その細胞を増やしていく作業を行なっていきます。


「脂肪を採るなんて怖い…」と思われますが、実際に採取する量としては0.2mlと非常に少ない量です。
見た目でいうと、米粒数粒分の量です。


細胞を採取する際の詳しい手順はこちらのブログをご覧ください

再生医療・幹細胞治療を受ける過程で、痛みが出るなどの辛いことはありますか?

脂肪採取後の注意事項

脂肪の周りは血流が多いところなので、脂肪採取後は打撲の時の様な皮下出血(ひかしゅっけつ)をしやすいです
そのため脂肪を採取した当日は、激しい運動をするとかお酒を飲むなど血流が良くなってしまう事に関しては、控えてもらう様にしています。


血流が良くなってしまうと、脂肪採取の痕に皮下出血が出やすくなってしまいます。
皮下出血が大きくなると、その分吸収されるまで時間がかかってしまいます。
そのため脂肪採取後、翌日までは血行が良くなって身体が熱くなるような事については控えていただくようお伝えしています。。
シャワーを浴びるなど、通常の生活を送っていただく分には問題ございませんので、そこまで心配していただかなくても大丈夫です。

今回のまとめ

皮下出血は一般的に、約1〜2週間で吸収されて消えていきます。
最初は赤色になり、紫色になり治っていきます。
その過程で赤色だったアザが紫色になり、最初よりは紫色の範囲が広がっていくので不安になられる方もいますが、治っていく経過なので問題ございません。


皮下出血といえども、見慣れていないと体に変化が起きるので不安になられるのは当然のことです。
なかなか一般的な病院の先生だと、忙しそうにしているので小さい不安まで相談できない事が多いです。
当院では治療に関する不安はもちろんの事、小さい不安を解消する様にスタッフ全員努力しています。
不安なく再生医療を受けれる様にしますので、ぜひ小さい不安こそご相談いただけると幸いです。

※今回の内容は以下の動画でも見ることが可能です。

何かご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
少しでも興味がある方は、当院の公式サイトをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい。